祝ハピラキ☆ビックリマン個人的打ち上げコーナー
仕事の合間合間での制作なので、最終回終了後から遅れたことをお許し下さいm(__)m。
(…って、実はスプラッシュスター打ち上げページも未だ制作中なんですけどねm(__;)m)
中心体は頭だけと、体付きの2種類あるのですが、頭だけの方は、後ろ向きは出さないか、オーラで隠すかにしないと、穴ぼこの誤魔化しができないと言う…(笑)。
右下にある体付きは演出の方から、モーグの怖いイメージと言うのがあって、作ったモノなんです。
さてこのページは、祝ビックリマンのシリーズを通した感想や想い出、いくつかのデザインの裏話などが書かれてあります。
もちろん個人的主観が中心ですので、皆様方と考え方が違うような書き込みも多々あるかも知れませんので、それらを許していただける方、ご了承いただける方のみ、以降をお読み下さい。
合わせて、ビックリマンの世界観は、あ〜んまりにも広すぎて、奥が深いモノですから、スタッフとして非常に申し訳ない言い方ですが、もしかしたら相関図的なモノや世界観的に間違って、書いてあることも多々あるかとは思いますが、同じくお許しご了承のほどをお願いいたしますm(__)m。(ホントビックリマンは奥が深いですからね、念のためにこのように言っておかないと、マジ不安ですよ(苦笑)。)
さてさて、そんな最終回、いかがでしたか?

オイラはやっぱり歳のせいもあってか、泣いてしまいました(^ ^;)。
何かいくつかビックリマンシリーズのアニメの最終回も見てきましたが、手前味噌ですいませんが、今回のが一番良かったかなって思えます。
別れや出会い、人を信じる心、そしてどんな逆境にも屈せずに、ひたすら前向きに希望を失わずに進む勇気と心。
今の子供達に是非受け取って欲しいメッセージがてんこ盛りだったかと思います。
昨今、残酷なアニメや人を人と思わないようなアニメもある中、数少ない子供に見て欲しいアニメの一つだと思います。

さて、ここからはシリーズを通しての想い出と最終回の裏話などを少しずつしてみたいと思います。
まずはビックリマンへの参加の経緯ですが、実は結構急だったのです。
現在マイハム組もそうなのですが、ちとガイキング以来、新番組決定から第一話放送まで2.5ヶ月〜3ヶ月くらいしかなくて(苦笑)、結構ガイキングも終盤になっても次番組が決まらず、決まった〜と思ったら、急ぎで作ると言う感じでした。
ただ運がよいことにガイキングと違って、ビックリマンは、元々の下地が東映にありますので、短期間は短期間でしたが、ガイキングよりは多少良かったかとは思います……、辛いことは辛いのですけどね(^ ^;)。
結構好きな(^ ^;)拘束具(カンペッキー1号)。
実は他にもネット状とか、2、3パターンの拘束パターンがあったのですが、なぜか一番ナニなタイプに決定しました(笑)。
まあそんなこんなで次番組がビックリマンに決まったのも良かったし、制作のN氏からも引き続き、小物などのデザインを頼まれたのも嬉しいのですが、ガイキングと同じように、元々大ヒットした名作のリメイク版ですからね(^ ^;)。
異様なまでの緊張感と責任感ですよ(TT)。
特にウチの長男なども、その昔、ビックリマンシールに、はまっていたくらいですから、作品の凄さを知っている分、心臓がドキドキで、最初のスタッフの顔合わせ&全体会議の時には、全身から変な汁が噴き出していました(笑)。
ただ監督からは、デザイン的には、あまり過去のシリーズに囚われずに、明るく楽しいモノを作ってくださいと言う言葉もあって、ある意味、あまり昔のシリーズを見たり、参考にしないようにして、終始作っておりました。(下手に見てしまうと、少なからずも影響は受けてしまいそうですからね。)
さてデザインはそのような指示で進みましたが…(^ ^;)、最大の難所は、ナニやら東映や局のプロデューサーからは「オマケコーナー」の継続をお願いされまして…、もう結構「ガイキング占い」でやりたいことは、結構やっていたので、さあネタをどうしようと言う方が、自分の中では難しい仕事でした(苦笑)。(このオマケコーナーはガイキングの時から、基本ベース作りは、オイラの仕事だったので(^ ^;))
ただ個人的には、ガイキング占いのパターンを活かしたいと言うことで、見た目の雰囲気は、わざとガイキング占いのレイアウト風に仕上げたのですが、もう一つ大きな問題は、キャラが元々ディフォルメキャラなので、オマケコーナーと本編があまり違わないと言うこともあり、出来る限り本編では出来づらいネタをやろうと考えて作っていきました。
途中、さすがにオマケコーナーのネタも作りづらくなって(スタッフや声優さんなどからも募集していたのですよ(笑)(ホントに))、いっそのこと視聴者から求めるか〜と言うコンセプトで質問コーナーに変わりましたが、結局残念なコトに東映サイドのサイト準備が出来なかったので、終始スタッフ関係声優関係からの質問のみで終わってしまったのは心残りですm(__)m。(言い訳になってしまいますが、東映さんも、一気に多くの質問が来た場合の対処や悪意のある質問が来た場合の対処が出来づらいと言うのがあったようです。 やはりこういうところでもネットマナーやモラルで、多くのファンの方達が迷惑するのだなぁと思うと、悲しくなってしまいます。)
それにしても、本当に2年近く、オイラのキャラのオマケコーナーが続いたことも嬉しいですし、応援してくれたファンの皆様のお陰と言うのは、間違いありませんので、本当に心から感謝いたします、ありがとうございましたm(__)m!
(…まだ続いているんですけどね(苦笑)(^ ^;))
BM大魔星は最初、単なる球体だったのですが、監督の方から目を入れましょうかとのことで目が入りました(^ ^;)。
でも笑い話ですが、目の機能は判りません(笑)。
ミッチー将軍をデザインするにあたって、東映から十枚ほど、堀江さんの宣材?写真を頂きまして、その中で自分の中で一番印象が強かった写真のイメージでディフォルメしてみました。
たぶん仕事上で実在の人間をディフォルメキャラにしたのは、講談社のアイドル雑誌以来です(^ ^;)。(堀江さんのファンの方達にも気に入っていただけると嬉しいのだけど)
さてさて、シリーズの想い出と言うことで、自分が担当したデザインのお話をしたいと思います。
基本的にはジェロが発明家と言う設定でしたので、その怪しい発明デザインが基本オイラの担当でしたが、ガイキングの時と同様に(笑)、背景や動植物なども、見境無くやらせていただきました(^ ^;)。
そのような中でお気に入りの想い出デザインは、何と言ってもラキーン・シリーズですね(苦笑)。
ビックリマンの世界観とは、ま〜ったく関係がありませんから、ファンの中には苦手な方もおられるかもいるかとは思いますが、デザイナーの立場からすると、このような機会でも無い限り、「ガキーン」のパロディを描くことなども出来ませんからね(^ ^;)、東映の名作「ガイキング」「ビックリマン」「ガキーン」にちょびっとでも関係がもてたのは、一アニメファン&スタッフにすれば、嬉しすぎるくらいです。
その中でも特に「ミッチー将軍」はお気に入りなんです(^ ^;)。
まあ元々、アニメオタクなので堀江さんは大好きと言うこともありますが、社交辞令かも知れませんが、ご本人がオイラの作ったキャラを「かわいい」と言っていただいたのが最高の讃辞でしたね(^-^)!
もちろん実際にビックリマンのストーリーに絡んできたデザインの中でも気に入っているのはいっぱいありますが、全部載せられませんので、終盤当たりのモノを今回いくつかコメントと共に載せていますので、御覧いただけると良いかと思います(^-^)。

このように多くの想い出を作った作品も、あっという間に終わってしまった感があります。
自分の中では、ついこないだ始まった感じだったのに、本当に時の経つのが早いモノです。
でもきっとビックリマンは、またやってくると思いますよ。
これほど長く多くの方に応援されているアニメもありませんし、今回リメイクされたのが良い例ですし、必ずまた皆さんの前にビックリマンは登場することでしょう!
それまでのしばしの間、ゲンキの台詞ではないですが、前向きにハッピーラッキーに生きていきたいと思います!
そしてその時に「オマケコーナー」があるのなら、今度こそ視聴者参加でやれるような素晴らしいマナー・モラル社会になっていることも望みたいです!
どうか皆さんも末永く…
ハピラッキ〜!!\(^O^)/
こちらはほとんど使われなかったラフ設定ですが、大飛岩の内部にある十字架ちゃんの部屋の設定です。
酒やパンチングボール、弓矢の練習用的などなど怪しいモノがいっぱい(笑)!
(滅茶苦茶パース狂っているけど、ラフなので勘弁ねm(__)m)

祝ハピラキ☆ビックリマン打ち上げパーティ・ミニレポ
某日、新宿にてビックリマンの打ち上げパーティーが行われました。
アニメーターに戻ってから、いくつかの作品のパーティーに参加させていただきましたが、何と言っても今回、見応えのあるのは、声優さんの数ですね(^ ^;)!
まあいかんせん登場キャラも多いのは周知の事実ですから、仕方ありませんが、パーティーに来ていただいた声優さんが全員挨拶をしていただいたので、嬉しいのは事実ですが、結構時間はかかりましたね(苦笑)。
下にその時の声優さんの写真を並べてありますが、壮観なのが判ると思います(^-^)。
中には、あまり顔出しが苦手な声優さんもいるようですので、今回もチビチビ写真にてm(__)m。
(ちなみに一番左の写真の中に、ゲンキ・ジェロ・十字架ちゃんの声優さんがおりますが、ジェロの声優の方は、写真で見てもジェロって感じで
(^ ^;)、なんとなく嬉しかったです(笑)。 なおかつ一番右の方は、もう超大御所の…「こんなコトもあろうかと思って」の方です(笑)。)
ただ嬉しかったのは、メインの声優さん達からのコメントで最終回のオマケコーナーで言われていた
「未来のどこかで…」と言う台詞が、凄く気に入っていただいたらしく、何人かの声優さんからもその台詞の通り…と連呼していただき、台詞を作った張本人としてみれば、滅茶苦茶嬉しくて、涙目になってしまいました(; ;)。
ホント、未来は長く、奇跡は必然、必ずハピラキは前向きに歩いている人の所にやってきます!


こちらはオマケ
ハピラキ解析機


ハピラキビックリマンのキャラが50人登録されている、ビックリマン版脳内メーカーです。
なお、キャラの選択は自分の好みで入れてありますので、何であのキャラが入っていないとか、何であのキャラが入っているんだとかあるかも知れませんが、ご了承の上、ジョーク・冗談として、楽しんでいただくよう、お願いいたしますm(__)m


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