【昭和のメカデ】番外編「クラッシャージョウ作画の真実」 その1:「コルドバ回頭シーンの真実」
まあ、自分のデザインではないので、番外編って事で。

何か未だに、勘違いが多いこのシーン。

デザイナー&原作者立ち会いの元での会話の証拠物件が出てきたので、簡単に書かせて頂くと…。

1:描いたのは、原画はオイラ、動画は工藤さんで、間違いはありません。
河森さんは、回頭シーンの作画には、ノータッチです。

2:なおかつ、描いたのは180度ではなく、90度の回頭シーンですよ。


これが事実です。
きちんと調べれば、判るはずなんですけどね。

たまに雑誌の情報をそのまま「のみ」を信じる方も多いですよね。

例えば、上のページで「受け持ったシーンは…」って、くだりがありますが、別にあれだけしか描いていないという事ではないですよ。
「主に」って事での文字数制限なのは、通常理解の範囲だから説明は無いのですが、たまにそのまま信じる方がいるので、困ってしまう事もありますよね。


そんな次は、その作画に関して。
その2:「作画の真実」
お次も何度も言っているのだけど、勝手な憶測が多く流れているので、証拠物件と共に説明を。

オイラは、結構モノ捨てないのですよ。
だからたまに証拠が無いと思って、嘘を言われる事も多いのですが、中にはきちんと証明できる事もあります。

上の作画の件も、いろいろなトコを描いていますよ。
先日掃除して出てきた当時の発注表だと、OPまで描いているのも判ります。
絵コンテが4冊に分かれているので(長編映画のため)、Partいくつかと言う表記になっています。

正確ではありませんが、約5〜600cutくらいを担当したかと思います。
あと実際にあったのかどうかと言われているCGシーンですが、ちゃんと発注表に証拠が残っています。

字が汚いのが怪しまれそうですがww、さすがにそれは当時の進行さんの責任と筆跡という事で(^_^;)。

まあ、とにかく実際にCGは作りましたし、照準やワイヤーフレームも作りました。

ただデータからのフイルムの焼きお越しが当時高額だったので、データからセル画の方に転写する形になったと言う訳です。

これが事実です。

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