何度も言っていることですいませんが、どれみに参加して、一番判ったことは、素晴らしいアニメは「人」が作っていると言うことなんです。 好きこそ何とかではありませんが、やっている作品を愛しているからこそ、大事に面白く作れると思うのです。 ましてや、だからこそ技術も高くなっていくような気もするんです。 嫌いな作品を嫌々作っていても、それでは技術も上がらないでしょうし、作品向上にも繋がらないかと思うのです。(あくまでも個人的な考えですが。) 自分の経験からですが、アニメのテーマやストーリーの質がどうしても受け入れられないと言うのは多々あります、そしてそれ以上に「人」が受け入れられないのも、多々ありました。 そのせいで身体も壊しましたし、死線も彷徨いました。 しかし今はほとんど薬に頼らないで生活しています。 アニメの仕事をやって健康になると言うのは想像できるでしょうか? 実は東映には面白いことに自分と同じ経緯で心身良くなったと聞く人が何人かいるんです(苦笑)。 もちろんウマとかもありますから、全てとは言えませんが、素晴らしいアニメには本当に心身を治癒させる事が出来るのです。 もちろんプリキュアと言う作品にも… |
よく自分の昔参加していた作品のファンから、参加できて羨ましいとか、描けて嬉しいでしょうとか聞かれますが、見ている側と制作者側とも考えは違いますので、あまり昔の作品のコトを言われると困ることも多々あるんですよ(苦笑)。 ですから、どれみ以降は「自分の意志」で参加させて頂いている作品ばかりですから、本当に参加させて頂き光栄ですが、昔のことは今のトコは、あまり思い出したくないのは事実ですね(苦笑)。 さてさてそんなプリキュアもたまに内容を誤解されたり湾曲されたりする話や書き込みも目にしますが、まあなぜそうなるのかは判りませんが、プリキュアを好きな友人達と話すと、どうしても見ている側、作り手側の考え方のギャップがあり、どうしても誤解が生まれてしまうようです。 でもたまに見ている側、ファンの方達と話す機会などがあると作品に対する思いが熱く伝わってきて、本当に嬉しく、自分のエネルギーにもなる話も一杯頂くこともできました。 その時の話にも出てきたのですが、アニメが人生を変えることがあると言うことです。 ファンの中にも、プリキュアで人生が変わったとおっしゃる方もおられますが、本当にそれはありますし、素晴らしいことだと思います。 アニメが人の人生の生き甲斐や希望になれることは本人にとっても、作り手側にしても嬉しく感動すべきことでしょう。 |
素晴らしいアニメに出会った時に、そのアニメを理解することで制作者の予想を超える、120%のエネルギーを受けることが出来ると思うのです。 生きる力になり、励みになり、支えになる、素晴らしいことです。 ましてや自分が参加しているアニメで人生が変わったなどを聞くことは、一ファンとしても嬉しいし、一スタッフにしてみれば最高の賛辞ですよね! それにこの素晴らしいプリキュアと言うアニメのお陰で、今回みたいに、プリキュアファンの多くの友人とも知り合いにもなれ、他にも数え切れないほど嬉しい出来事があったのも事実です。 これから始まるスプラッシュ・スターのシリーズもきっと誰かの人生を変えるアニメになってくれると信じております。 そしてまた新しい出会いも多々待っているモノとも思っています。 皆さんはプリキュアの作品と出会って、何を得ることが出来ましたか? それがあなたがたにとって未来永劫生きる糧の一つになることを祈っております。 |
最後に、前にも書きましたが、昔の作品は辛いことも多かったのですが、「おジャ魔女どれみ」から新しい自分が始まったと思っています。 |
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ありがとう&あいしてる |
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